五枚橋ワイナリー メルロー2024AF (古樽熟成)
内容量:750ml アルコール度数:13.0%
瓶詰め本数:263本
メルロー100%の樽熟成。糖度19.1度、夏から秋の高温で色付きの悪い房は畑で徹底して落とし、収穫された葡萄をさらに選果し、仕込んだワインです。タランソー社のアリエール産オーク樽での熟成。
透明感のある旨味を伴う柔らかい果実味にやや若さを感じる品種特有のほのかな香り。
やや軽めのボディが幸いしてか、2年熟成の味は、なめらかに舌触りの良いまとまりを見せています。若さがありながらやさしい香りと味です。
2024年の葡萄
2024年の春は平年よりやや早く、発芽の時期は順調でした。しかし、春の虫の食害は多く、被害を被った枝は5月の連休明けに2番目の芽が出、1番手の枝を追いかけるように成長していきました。6月の気温は高く、開花は比較的順調でしたが、7月もさらに気温が高い日が続いたため、葡萄にとってもこれだけの高温はこたえるようで、ベト病が少し見られるようになりました。8月に入っても高温が続き、37℃という経験したことのない日も数回。8月27日には葡萄畑のある地域が線状降水帯の直撃を受け、道路から畑に入り込む道ががけ崩れで通行不能に。予定していた手入れの数々が遅れる結果になってしまいました。それに加えて9月の気温も下がらず、ぶどうの色付きも大幅に遅れました。昨年同様収穫量を大幅に落とした努力も効果が薄く、着色と糖度が低めの収穫となりました。
発酵が終わったワインは、予想通り、色、味ともに少し軽めの仕上がり。2年熟成後のワインは、やや軽めの成分が功を奏したためか、思いのほか味がまとまっていました。熟成感と品種らしい香りと果実味が一体となっています。若いけれど楽しめる味に仕上がりました。